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胃ポリープ

どんな病気?

  • 胃にできたイボのようなものを指します。
  • 大きく分けて「胃腺腫(いせんしゅ)」や「胃がん」のように治療が必要な腫瘍性ポリープ、「過形成性ポリープ」と言ってピロリ菌に感染した胃に出来やすい良性ポリープ、「胃底腺ポリープ」と言って放置しても問題ないものの3種類が代表的です。
  • 過形成性ポリープと胃底腺ポリープが大半を占めます。
  • 過形成性ポリープは数%の割合でがんを合併します。
  • 胃底腺ポリープは基本的にはがんを合併しませんが、多発しやすい胃底腺ポリープにまぎれて「胃底腺型胃がん」が隠れている場合がありますので注意が必要です。

原因は?

胃腺腫・胃がん

ほとんどがピロリ菌感染によって引き起こされる慢性胃炎から発生します。ピロリ菌を除菌した方にも胃炎が残っており、そこから胃腺腫、胃がんが発生するリスクがあります。除菌に成功しても充分に注意が必要です。逆にピロリ菌に一度も感染したことがない方には胃腺腫や胃がんは滅多に発生しません。

過形成性ポリープ

ピロリ菌感染によって引き起こされる慢性胃炎から発生します。このポリープがあることはピロリ菌がいる強い証拠になります。

胃底腺ポリープ

特に原因はありません。ピロリ菌に感染していない胃に発生することが特徴です。
まれに胃の中に100個以上の胃底腺ポリープが見つかる場合があります。この場合は「家族性大腸腺腫症」と呼ばれる重大な遺伝性疾患の可能性がありますので大腸カメラが必須になります。

症状は?

  • 胃がんについては別ページで解説しております。
  • いずれもほとんどは症状が出ません。随伴している胃炎の影響で胃もたれや吐き気などの症状が出る事はあります。
  • 過形成性ポリープが大きくなると出血して貧血の原因となったり、がん化することがあります。胃の出口にはまり込んでしまう場合もあります。

どんな検査があるの?

いずれの検査でもポリープを確認することが可能です。胃カメラであれば、ポリープを確認するだけではなく表面を詳細に観察し、ポリープの種類を高い精度で診断することが可能です。それだけではなく、生検(一部だけ摘まみ取る顕微鏡検査)を行うことでがんの確定診断などを行うことが出来ます。

治療は?

  • 胃がんは別ページで解説しております。
  • 胃腺腫は将来的に胃がんに変わる可能性があります。その可能性がどの程度か、胃カメラで観察した際の大きさや形状によって個別にある程度推測することが可能です。リスクに応じて治療すべきか判断いたします。治療方法は早期胃がんと同じように内視鏡で行います。
  • (お薬で治す治療はございません。)
  • 過形成性ポリープは上記のように症状を起こすようになった場合やがん化が疑われた場合には治療を検討します。この場合も内視鏡治療になります。
  • 過形成性ポリープの原因となっているピロリ菌を除菌することでポリープが小さく、さらには消失することもあります。がん化が疑われている場合には内視鏡治療が必要ですが、症状のみで比較的治療を急がない状況であればまずはピロリ除菌を行う場合があります。
  • 胃底腺ポリープは基本的には出血することもがん化することもありませんので一般的に治療は不要です。
  • まれに多発する胃底腺ポリープの中に、「胃底腺型胃がん」が隠れている場合がありますので、もし発見したら内視鏡での治療を検討します。
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