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【8月に始める健康診断の二次受診】「要精密検査」の紙が届いたら?専門医がいる消化器内科へ

[2026.07.28]

春から初夏にかけて受診した健康診断や人間ドックの結果が手元に届き、「要精密検査」や「要再検査」という赤い文字を見て不安になっていませんか?

「特に症状もないし、もう少し様子を見ようかな」 「仕事や家事が忙しくて、再検査に行く時間がとれない」

そうやって放置してしまう方は少なくありません。しかし、8月は仕事の夏季休暇やお盆休みがあり、健康診断の受診後からある程度時間が経ってスケジュールの調整がつきやすい、絶好の「二次受診(再検査・精密検査)タイミング」です。

今回は、健康診断で要精密検査が出たときにどう動くべきか、そしてなぜ専門医のいる消化器内科を選ぶべきなのかを分かりやすく解説します。

1. なぜ「要精密検査」を放置してはいけないのか?

健康診断の目的は、自覚症状が出る前の「病気の芽」を見つけることです。結果表に「要精密検査」と記載されていた場合、それは「すぐに病気だと確定した」という意味ではなく、「本当に治療が必要な状態かどうか、より詳しい検査で確認しましょう」というサインです。

特に消化器系(胃・大腸・肝臓・胆のう・膵臓など)の病気は、初期段階ではほとんど自覚症状がありません。「痛くないから大丈夫」「食欲があるから問題ない」と自己判断して放置してしまうと、気づいた時には症状が進行していたというケースも珍しくないのです。

早期発見できれば、身体への負担が少ない治療で済むことがほとんどです。判定結果は放置せず、必ず二次受診を行いましょう。

2. 8月が二次受診に最適な理由

「気になってはいたけれど、日々の忙しさに追われてそのままになっていた」という方にとって、8月は遅れを取り戻す絶好のチャンスです。

  • スケジュールを調整しやすい:夏季休暇等を利用して、検査予約を入れやすい時期です。

  • 秋以降の本格的な繁忙期に備える:年末にかけて仕事や行事が忙しくなる前に、自分の体の不安要素をクリアにしておくことで、安心して後半戦を迎えられます。

受診から1〜2ヶ月経った8月こそ、放置していた結果としっかり向き合うベストタイミングです。

3. 消化器系の「要精密検査」でよくある指摘項目

健診結果の中で、特に次のような項目で引っかかった場合は、専門的な精密検査が必要です。

  • 便潜血反応陽性(大腸がん検診):大腸ポリープや大腸がん、炎症性腸疾患などの可能性がないか、大腸内視鏡検査(大腸カメラ)で調べる必要があります。

  • 胃部X線検査(バリウム検査)の異常:胃ポリープ、胃炎、胃潰瘍、胃がんの疑いなど。胃内視鏡検査(胃カメラ)で直接粘膜を確認します。

  • 血清ペプシノゲン陽性・ピロリ菌抗体陽性:胃粘膜の萎縮や感染の有無を確認し、必要に応じて胃カメラや除菌治療を行います。

  • 腹部超音波(エコー)検査の異常:脂肪肝、胆石、胆嚢ポリープ、肝臓や膵臓の異常など。

「便潜血が陽性だったけれど、痔かもしれないから…」と検査を避けてしまう方もいますが、自己判断は禁物です。ポリープ段階で見つけて切除できれば、将来の大腸がんを予防することにもつながります。

4. 精密検査は「専門医」がいる消化器内科を受診すべき理由

要精密検査の案内を受け取ったら、どこで検査を受けるべきでしょうか?おすすめは「消化器病専門医」や「消化器内視鏡専門医」が在籍するクリニックです。当院の内視鏡担当医も消化器内視鏡専門医を揃えております。

① 正確で精度の高い診断ができる

内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)や腹部エコー検査は、医師の技術や知識によって観察の精度が左右されます。専門医であれば、微小な病変や見落としやすい病変もしっかりと見つけ出し、適切な診断を行うことができます。

② 苦痛を最小限に抑えた検査が受けられる

「胃カメラや大腸カメラは痛そう、苦しそう」というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。当院をはじめとする内視鏡専門医のクリニックでは、鎮静剤(麻酔)を適切に使用し、まるで眠っているような感覚で楽に検査を受けられる環境を整えています。

③ 検査から治療・アフターフォローまでがスムーズ

検査の過程で大腸ポリープが見つかった場合、その場で切除手術を行えるクリニックも多く、別日に改めて手術を受ける手間や体の負担を減らせます。もちろん当院でもその場で切除可能です。また、ピロリ菌の除菌治療や、定期的な経過観察まで一貫して任せられる安心感があります。

5. 受診時のスムーズな流れと持ち物

二次受診をスムーズに進めるために、ご来院の際は以下のものをご準備ください。

  • 健康保険証(マイナ保険証)

  • 健康診断・人間ドックの結果表(全体の数値がわかるもの)

  • 精密検査の依頼書(指示書)や問診票(同封されていた場合)

  • お薬手帳(現在服薬中のお薬がある方)

受診当日は、健診結果をもとに医師が診察を行い、必要に応じた精密検査(胃カメラ・大腸カメラ・超音波検査など)の日程を決定します。

6. まとめ:自分の健康を守るために、今すぐ一歩を踏み出しましょう

健康診断で「要精密検査」の通知が届くと、誰もが不安になるものです。しかし、精密検査は決して「病気を探して怖がるためのもの」ではなく、「これからも健康で安心して過ごすための確認作業」です。

8月の夏季休暇やスケジュールの合間を利用して、ぜひ専門医のいる消化器内科へご相談ください。早めの受診が、あなたとご家族の安心につながります。

当院では、患者様一人ひとりの不安に寄り添い、苦痛の少ない丁寧な検査を行っています。健診結果について気になることがあれば、どうぞお気軽にご来院ください。

この記事を執筆した人
金沢憲由

日本消化器病学会 消化器病専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医・指導医
日本肝臓学会 肝臓専門医
日本内科学会 総合内科専門医
難病指定医
秋田大学出身
月間400件以上の内視鏡検査を行なう。 丁寧でわかりやすい医療の提供を志す。 人間ドックによる予防医療にも注力している。

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