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ただの「冷房病」や「夏風邪」と油断しないで!不調が続く夏こそ人間ドックで徹底チェック

[2026.07.02]

こんにちは。青葉台かなざわ内科・内視鏡クリニックの院長 金沢憲由です。

 

いよいよ本格的な夏が到来しようとしています。毎日うだるような暑さが続くこの季節、「体がだるい」「食欲がない」「風邪っぽい症状が抜けない」といった不調を感じていませんか?

多くの方は、こうした夏の体調不良を「ただの夏バテ」「冷房病(クーラー病)」「よくある夏風邪」と思い込み、「そのうち治るだろう」と放置してしまいがちです。しかし、実はその症状の裏に、重大な病気が隠れているケースが少なくありません。

今回は、夏に起こりがちな不調の正体と、なぜ「夏こそ人間ドックや健康診断による徹底チェックが必要なのか」について詳しくお話しします。

1. その不調、本当に「冷房病」や「夏風邪」ですか?

夏に感じる体調不良の多くは、自律神経の乱れや一時的なウイルス感染によるものです。しかし、「症状が2週間以上続いている」「休んでも疲れが取れない」という場合は、単なる季節性の不調ではない可能性を疑う必要があります。

ここでは、夏に勘違いされやすい重大な病気のサインをご紹介します。

「夏バテ」と間違えやすい病気

  • 糖尿病: 体がだるい、いくら水分を摂っても喉が渇く、急激に体重が減るといった症状は、糖尿病の初期〜進行期によく見られます。「夏だから喉が渇くのは当然」と見過ごされがちです。

  • 甲状腺機能異常(バセドウ病など): 異常に汗をかく、動悸がする、体がだるいといった症状は、猛暑のせいではなく甲状腺の病気が原因かもしれません。

  • 慢性肝炎・肝機能障害: 肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、悪化するまで痛みがありません。初期症状は「なんとなく体が重い」「だるい」といった夏バテに酷似したものです。

「夏風邪」と間違えやすい病気

  • 肺結核・非結核性抗酸菌症: 「微熱と咳が続くけれど、夏風邪かな」と思っているうちに進行してしまう感染症です。

  • 悪性腫瘍(がん): 微熱や寝汗、全身の倦怠感が続く場合、体の中でがん細胞と免疫が戦っているサインであることがあります。

2. なぜ「夏」に人間ドックを受けるべきなのか?

「人間ドックや検診は、年度末や秋〜冬に受けるもの」というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。しかし、当院では夏にこそ人間ドックを受けることを強くおすすめしています。それには、明確な3つの理由があります。

① 夏の生活習慣はリスクを見つけやすい

夏は、冷たい飲料の過剰摂取による糖分の摂りすぎ、そうめんなど炭水化物に偏った食事、寝苦しさによる睡眠不足、運動不足など、年間の中で最も生活習慣が乱れやすい季節です。

この時期に検査を行うことで、「普段は見えにくい潜在的な健康リスク(血糖値、脂質代謝、肝機能など)」をリアルタイムに捉え、早期の生活指導や治療につなげることができます。

② スケジュールが取りやすく、落ち着いて受診できる

多くの医療機関において、秋(9〜11月)や年度末(2〜3月)は健診のピークを迎え、予約が取りづらくなります。一方、夏(7〜8月)は比較的予約がスムーズで、院内も落ち着いていることが多い時期です。

ご自身の都合に合わせてじっくりと検査を受け、医師からの説明も余裕を持って聞くことができる絶好のタイミングなのです。

③ 後半の半年を健康に過ごすための「中間決算」

1年の折り返し地点である夏に健康状態をリセット・確認しておくことで、秋の「食欲の秋」や冬の「暴飲暴食シーズン」に向けて、どのような対策を取るべきかが明確になります。

3. 当院の人間ドックでわかること(おすすめの検査項目)

当院の人間ドックでは、お一人おひとりの年齢やリスクに合わせて、以下のような徹底的なチェックを行います。

検査項目 わかること・発見できる病気
血液検査(精密) 血糖値(糖尿病)、肝機能、腎機能、脂質(コレステロール)、痛風、貧血など
胸部X線 肺がん、肺炎、肺結核、COPD(慢性閉塞性肺疾患)など
腹部超音波(エコー) 脂肪肝、肝がん、胆石、膵臓がん、腎結石など
胃内視鏡(胃カメラ) 胃がん、食道がん、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、ピロリ菌感染の有無
大腸内視鏡(大腸カメラ) 大腸がん、大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎など

【特に注目!】オプション検査の追加もおすすめです

「最近、急に痩せた」「家族にがんの人がいる」といった不安がある方は、がんの早期発見に役立つ「腫瘍マーカー」や、脳卒中のリスクを調べる「脳MRI」などのオプションを組み合わせることで、より安心な個別ドックをカスタマイズできます。

4. 「あの時受けておけば…」と後悔しないために

医療の現場にいると、「もう少し早く検査に来てくれていれば、もっと簡単に治せたのに」という患者様に出会うことが少なくありません。

がんに代表される生活習慣病の多くは、初期段階では「全く症状がない」か、「夏バテのような、どこにでもある軽い不調」しかありません。

「痛くなってから行く」「我慢できなくなってから行く」のでは、病気がかなり進行してしまっている可能性があります。

人間ドックは、病気を見つけるためだけのものではありません。「今年も自分の体は大丈夫だ」という安心感を得て、これからの夏、そして秋冬を活動的に楽しむための「体に向けた投資」です。

まとめ:この夏の不調を、健康を見直すきっかけに

「ただの冷房病」「寝不足のせい」と片付けているその症状は、体が発している貴重なサインかもしれません。

  • だるさが抜けない

  • 食欲が落ちているのに体重が減らない(または急に減った)

  • 微熱や咳が長引いている

  • ここ1年以上、健康診断や人間ドックを受けていない

これらに一つでも当てはまる方は、ぜひこの夏、当院の人間ドックをご検討ください。

当院では、お仕事や家事でお忙しい方でもスムーズに受診できるよう、快適な環境と最新の検査機器を整えて皆様をお待ちしております。ご自身の体を労り、大切なご家族のためにも、この機会に徹底的な「体の総点検」を行ってみませんか?

まずはWEBまたはお電話にて、お気軽にご相談・ご予約ください。

【24時間WEB予約受付中】[ご予約はこちらのリンクから]

この記事を執筆した人
金沢憲由

日本消化器病学会 消化器病専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医・指導医
日本肝臓学会 肝臓専門医
日本内科学会 総合内科専門医
難病指定医
秋田大学出身
月間400件以上の内視鏡検査を行なう。 丁寧でわかりやすい医療の提供を志す。 人間ドックによる予防医療にも注力している。

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