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大腸カメラ検査は恥ずかしいですか?

[2025.09.10]

大腸カメラ検査は、大腸がんやポリープの早期発見に非常に重要な検査です。しかし、「恥ずかしい」「怖い」といった気持ちから、検査をためらっている方も少なくありません。特に、お腹を人に見られること、肛門からカメラを入れることへの抵抗感は、多くの方が抱える共通の悩みです。

恥ずかしさの正体と、私たちのクリニックの取り組み

大腸カメラ検査に対する恥ずかしさは、主に以下の3つの要因から生じると考えられます。

  1. 肛門からカメラを入れられることへの抵抗

  2. 便を出す過程を人に見られるかもしれないという不安

  3. 検査中の姿勢や体勢に対する恥ずかしさ

当クリニックでは、これらの不安を少しでも和らげ、患者様が安心して検査を受けられるよう、様々な配慮をしています。

  • 完全プライバシー確保の個室

    • 検査前の準備や着替えは、鍵付きの個室で行っていただけます。

    • 他の方と顔を合わせることもなく、リラックスして過ごせる空間を提供します。

  • 女性医師・スタッフの対応

    • 女性の患者様でご希望の方には、女性医師や女性スタッフが対応します。

    • 性別による気兼ねなく、安心して検査を受けていただけます。

  • 鎮静剤の使用

    • 「意識がある状態で検査を受けるのが不安」という方には、鎮静剤の使用をおすすめしています。当院ではほとんどの患者さんが鎮静剤を使用しています。

    • ウトウトと眠っている間に検査が終了するため、恥ずかしさや苦痛をほとんど感じることなく検査を終えることができます。


恥ずかしさのその先に、あなたの健康と未来がある

大腸カメラ検査の最大の目的は、大腸がんを早期に発見することです。そして、より重要なのは、大腸がんになる前の段階で、その芽を摘み取ることができるという点です。

多くの場合、大腸がんは良性のポリープから発生します。ポリープは、時間をかけて徐々に大きくなり、やがてがんへと変化する可能性があります。このポリープの段階で発見し、切除することで、将来の大腸がんを予防できるのです。

大腸カメラ検査では、疑わしいポリープが見つかった場合、その場で切除することが可能です。これにより、後日改めて検査を受ける必要がなく、患者さんの負担を大幅に軽減できます。

「検査は恥ずかしいけど、ポリープを切除して大腸がんを予防できるなら、頑張って受けよう」 そう思っていただけるよう、私たちは患者さんの気持ちに寄り添い、丁寧で安心できる検査を心がけています。


大腸カメラ検査の流れと、恥ずかしさを乗り越えるためのポイント

次に、検査の流れに沿って、恥ずかしさを和らげるための具体的なポイントをご紹介します。

1. 検査前の準備

  • 下剤の服用

    • 検査前日は、大腸を空にするために下剤を服用します。

    • ご自宅で服用するため、他の方に知られる心配はありません。

    • 自宅で下剤を飲むのが大変そうという方には、院内の個室をご案内しますので、ご相談ください。

2. 検査当日の来院

  • 受付から個室へご案内

    • ご来院後、すぐに検査着に着替えていただく個室へご案内します。

    • 他の方の視線を気にすることなく、ご自身のペースで準備ができます。

3. 検査の実施

  • 鎮静剤の投与

    • 鎮静剤は、検査室に入ってから点滴で投与します。

    • ウトウトしている間に検査が始まります。

  • 検査中の姿勢

    • 検査中は、体の左側を下にして横向きに寝た状態で行います。

    • お尻の部分だけを少し開ける検査着を着用するため、全身が露出することはありません。

4. 検査後のリカバリー

  • 完全個室での休憩

    • 検査後は、完全個室室のリクライニングチェアでゆっくりと休んでいただきます。

    • 鎮静剤の影響でふらつくことがありますので、完全に目が覚めるまで休憩しましょう。


検査費用について

検査費用は、保険診療の対象となるため、健康保険の自己負担割合によって異なります。以下は代表的な費用例です。

  • 大腸カメラ検査のみ: 3割負担の場合、約7,500円前後

  • 大腸カメラ検査+組織検査: 3割負担の場合、約12,000円前後

  • 大腸カメラ検査+ポリープ切除: 3割負担の場合、約20,000円~30,000円前後

これらの費用には、検査自体の費用に加えて、検査前の下剤や鎮静剤(麻酔)の費用も含まれています。生命保険や医療保険にご加入の場合は、大腸ポリープ切除などの治療内容に対して「手術給付金」が支払われる可能性がありますので、加入している保険会社に確認してみると良いでしょう。


恥ずかしさよりも、あなたの未来の健康を第一に

大腸カメラ検査は、あなたの未来の健康を守るための、非常に大切な一歩です。恥ずかしさは、誰もが感じる自然な感情です。しかし、その感情が検査を先延ばしにしてしまうことで、病気の発見が遅れてしまうことにつながりかねません。

私たちは、検査を受ける患者様の気持ちに寄り添い、少しでもリラックスして検査を受けていただけるよう、プライバシーの保護と快適な環境づくりに全力を尽くしています。

「大腸カメラ検査、受けてみようかな」「でも、やっぱり不安だな」と感じた方は、まずは一度当クリニックにご相談ください。専門のスタッフが、あなたの不安を一つ一つ丁寧にお伺いし、最適な方法をご提案します。

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この記事を執筆した人
金沢憲由

日本消化器病学会 消化器病専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医・指導医
日本肝臓学会 肝臓専門医
日本内科学会 総合内科専門医
難病指定医
秋田大学出身
月間400件以上の内視鏡検査を行なう。 丁寧でわかりやすい医療の提供を志す。 人間ドックによる予防医療にも注力している。

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