メニュー

敬老の日の贈り物に:大切なご家族へ「人間ドック」や「内視鏡検査」を贈りませんか?

[2026.09.17]

皆様、こんにちは。青葉台かなざわ内科・内視鏡クリニック院長の金沢です。

秋の気配が感じられるようになり、もうすぐ「敬老の日」がやってきます。 毎年この時期になると、「おじいちゃん、おばあちゃんへ何を贈ろうか」「実両親へのプレゼントは何がいいかな」と悩まれる方も多いのではないでしょうか。

美味しいお菓子や素敵なお花、好きな洋服などを贈るのももちろん素晴らしいことです。しかし、今年は少し視点を変えて、「健康で長生きしてほしい」という想いを形にする贈り物を考えてみませんか?

今回は、大切なご家族にこれからも元気に過ごしてもらうための選択肢として、「人間ドック」や「内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)」の受診をお勧めする理由と、ご家族からの上手な誘い方についてお話しします。

「元気そうに見える」からこそ、定期的なチェックが大切

「うちの親はいつも元気だから大丈夫」 「特に痛いところもないと言っているし……」

普段から元気に過ごされているご家族を見ると、ついついそう思ってしまいがちです。しかし、医療の現場に立つ私たちが日々実感しているのは、「自覚症状がないこと」と「体に異常がないこと」は必ずしも同じではないということです。

特に、日本人の死因の上位を占める「がん」や「生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症など)」の多くは、初期段階ではほとんど自覚症状がありません。

  • 胃がん・大腸がん: 初期には痛みがほとんどなく、違和感や出血などの症状が出たときには、ある程度進行してしまっているケースが少なくありません。

  • 生活習慣病: 「サイレント・キラー(静かなる殺人者)」と呼ばれ、気づかないうちに血管を傷つけ、将来的な脳卒中や心筋梗塞のリスクを高めます。

だからこそ、症状が出る前の「何も困っていないとき」に検査を受けること、つまり定期的な人間ドックや内視鏡検査が非常に重要なのです。

なぜ「敬老の日」に健康検査なのか?

年齢を重ねるにつれて、体にさまざまな変化が生じるのは自然なことです。だからこそ、定期的に体の「定期検診」を行い、現状を正確に把握することが欠かせません。

人間ドックや内視鏡検査をお勧めしたい理由は大きく3つあります。

1. がんの「早期発見・早期治療」につながる

特に大腸がんは、近年の生活習慣の変化に伴い増加傾向にあります。しかし、大腸がんは「早期発見できれば非常に治りやすいがん」でもあります。大腸ポリープ(がんの芽)の段階で内視鏡(大腸カメラ)によって切除できれば、将来のがん化を未然に防ぐことが可能です。 同様に、胃カメラ検査を行うことで、胃がんの早期発見や、原因となるピロリ菌の有無を調べることができます。

2. 自宅近くで、自分の体の現在地を知るきっかけになる

人間ドックでは、血液検査や画像診断などを通して、全身の健康状態をトータルでチェックします。普段の健診(特定健診など)よりも詳しい項目を調べることで、ご自身では気づけなかった小さな変化や、将来の健康リスクを発見することができます。

3. 「これからも一緒に過ごしたい」という気持ちを伝えられる

「検査を受けて」と言うと、少し身構えられてしまうかもしれません。しかし、「いつまでも元気にいてほしいから、敬老の日のプレゼントとして受けてほしい」と伝えることで、単なる「検査の勧め」ではなく、「愛情や感謝のメッセージ」として受け取ってもらいやすくなります。

「検査は怖い・痛そう」と不安がるご家族へのアプローチ

ご家族に検査を勧めようとした際、「検査は苦しそうだから嫌だ」「何か悪い病気が見つかったら怖いから受けたくない」と拒否されてしまった経験はありませんか?

特に内視鏡検査に対しては、「胃カメラはオエッとなる」「大腸カメラは痛いし恥ずかしい」といった昔のイメージをお持ちの方が多くいらっしゃいます。

もしご家族が不安がられている場合は、次のようなポイントを伝えてあげてください。

鎮静剤(麻酔)を使用した「苦しくない検査」が可能

当院をはじめ、近年の内視鏡クリニックでは、鎮静剤を使用して「眠っているような状態」で検査を受けられる環境が整っています。「気づいたら終わっていた」とおっしゃる患者様も非常に多いです。つらさや痛みを大幅に軽減できるよう配慮していますので、どうぞご安心ください。

「見つかるのが怖い」からこそ、早めに受ける

病気が見つかるのが怖くて検査を避けてしまうお気持ちは、とてもよく分かります。しかし、早期に見つけることができれば、お腹を切らない低侵襲な治療(内視鏡治療など)で済む可能性が高くなります。ご家族の負担を最小限に抑えるためにも、「怖がりな人ほど早めの受診」が大切です。

ご家族への声かけのコツ

「検査に行きなよ!」と強く言ってしまうと、かえって頑なになってしまうこともあります。敬老の日をきっかけに声をかける際は、「あなたを大切に思っている」という主語(Iメッセージ)で伝えるのがコツです。

  • 良い例:

    • 「お父さん(お母さん)にはずっと元気でいてほしいから、敬老の日のプレゼントに人間ドック(内視鏡検査)を予約したよ」

    • 「今度の休みに一緒にクリニックに話を聞きに行ってみない?」

    • 「私も最近検査を受けたから、お互いに一度しっかり診てもらおうよ」

このように、「健康管理のプレゼント」として優しく提案してみるのがおすすめです。受診の当日に付き添ってあげたり、検査が終わったあとに一緒に美味しいランチを食べに行ったりする計画を立てるのも、とても良い思い出になります。

おわりに:大切な人の未来を守るために

健康は、失ってから初めてそのありがたさに気づくことが多いものです。しかし、病気を未然に防ぎ、あるいは早期に発見して適切な治療を行えば、ご家族と過ごすかけがえのない時間を未来へつなぐことができます。

今年の敬老の日は、形に残るモノだけでなく、「これからの健康な時間」を贈る選択をしてみませんか?

当院では、初めて人間ドックや内視鏡検査を受ける方にも安心して受診していただけるよう、丁寧な事前カウンセリングと苦痛の少ない検査に力を入れております。 「どんな検査を選べばいいか分からない」「事前の準備について知りたい」といったご相談だけでも大歓迎です。

大切なご家族の健康を守る第一歩として、ぜひお気軽にご相談・お問い合わせください。

皆様とご家族が、これからも笑顔で健やかな日々を過ごせますよう、スタッフ一同心よりサポートさせていただきます。

【クリニック情報・ご予約案内】

この記事を執筆した人
金沢憲由

日本消化器病学会 消化器病専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医・指導医
日本肝臓学会 肝臓専門医
日本内科学会 総合内科専門医
難病指定医
秋田大学出身
月間400件以上の内視鏡検査を行なう。 丁寧でわかりやすい医療の提供を志す。 人間ドックによる予防医療にも注力している。

医師紹介はこちら
▲ ページのトップに戻る

Close

HOME

AIチャットに質問