腹痛と下痢
腹痛と下痢について
【腹痛と下痢の関係性】
皆さんも一度は腹痛を伴う下痢をご経験されたことがあるのではないでしょうか。
腹痛と下痢は密接な関係があると言われています。特に、”ストレス”や”身体の冷え”などが原因の腹痛は、下痢を伴うことが多いとも言われています。腹痛や下痢は、一次的で治る症状もあれば、大腸がんなどの症状の可能性もあります。ご自身でご判断頂くことは危険ですので、お早めにご相談ください。
【ストレスが原因の腹痛と下痢】
ストレスが原因の腹痛と下痢として有名な病気は、過敏性腸症候群となります。過敏性腸症候群は、IBSとも言われており近年増えている病気であることが知られています。
過敏性腸症候群は、ストレスが原因だけでなく感染性腸炎後・うつ・不安・睡眠障害・腸内細菌バランス・脳から分泌されるホルモン・遺伝などが原因でもあります。
ストレスなどが原因で自律神経が乱れることで、腸が過敏な状態となり、腹痛や下痢を引き起こすと言われています。
【身体の冷えが原因の腹痛と下痢】
エアコンや季節などの寒暖さにより、胃腸機能が低下することで腹痛や下痢を引き起こすことが知られています。身体やお腹が冷え、腹痛や下痢を引き起こす場合には、カイロを貼る・温かい飲み物を飲むなどでお腹を温めることが重要です。また、長時間腹痛と下痢が続く場合には、大腸がんなどの消化器疾患の可能性があります。些細なお悩みでも当院にお気軽にご相談ください。
【腹痛とは】
腹痛とはお腹に痛みを伴う症状です。腹痛の原因は多種多様であり、消化器疾患による腹痛、卵巣や子宮などの婦人科疾患、尿路結石などの泌尿器疾患、またはストレスなどの心理的要因でも腹痛を起こすことがあります。腹痛は、部位によって疑われる病気が異なります。そのため、自己判断することなくお近くの消化器内科クリニックを受診するようにしましょう。
【腹痛の診察予約】
【下痢とは】
下痢とは、便に含まれる水分が多く、液体に近いまま排出されることをいいます。ストレスや身体の冷えだけではなく、食べたものが十分に消化されなかった場合や、食あたりをしたときなどに下痢が引き起こされるとも考えられています。また継続的な下痢が続く場合には、消化器疾患の可能性があります。些細なお悩みでお気軽にご相談ください。
【下痢の診察予約】
【腹痛の検査】
- 胃カメラ
胃カメラで逆流性食道炎や胃がん、胃・十二指腸潰瘍等を発見し原因を特定できる可能性があります。当院では出来るかぎり検査のハードルを下げるべく、鎮静剤(眠る点滴)を用いた胃カメラを扱っております。安心して検査をお受けください。
- 大腸カメラ
大腸カメラでは大腸がんや、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)、腸炎、大腸憩室(けいしつ)炎等を発見し原因を特定できる可能性があります。また、がん検診(便潜血検査)が陰性でも大腸がんが隠れていることは大いにありますので、その点もご注意ください。当院では出来るかぎり検査のハードルを下げるべく、鎮静剤(眠る点滴)を用いた大腸カメラを扱っております。安心して検査をお受けください。
- 腹部超音波検査(エコー)
簡便に胆のう、膵(すい)臓、肝臓、腎臓、膀胱、前立腺などの臓器を観察することが出来ます。腹痛の原因を調べる際には無くてはならない検査です。放射線を使用しないためお身体への影響を心配する必要がない点も特徴です。
【腹痛と下痢で困ったら】
当院では、消化器内科専門医・内視鏡専門医がお腹の悩みに親身に対応いたします。腹痛や下痢は身近な病気ですが、我慢して放置をすると危険な症状の場合もあります。些細な症状でも我慢することなく横浜市青葉区にある青葉台かなざわ内科・内視鏡クリニックまでお気軽にご相談ください。